茶の湯の言葉に『和敬清寂』という言葉があります。
清らかな空間である茶室で、
主人と客が互いを敬いあい、
心の中も清らかに、そして何事にも動じないという
茶道に対する考えを端的に表した言葉ですが、
それは何かと気忙しい日々を生きる私たちにとって、
今こそ大切にしなければならない言葉だと思えてなりません。
たとえ一人でも、お茶を点て、薫りを五感で愉しみ、心穏やかに過ごす。
ささやかな『儀式(Ritual)』のようなひとときをもつことの大切さを
吊香炉『薫珠』を通して、
私たち祥晃堂は皆様にお伝えしていきたいと願っています。
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